Vitale Barberis Canonico

ショールーム

ファーテベーネフラテッリ通り16番地のショールームが好評を博したヴィターレ・バルべリス・カノニコ。今度はその存在感をより堅固なものにするため、ブレラ地区の中心部ソルフェリーノ通り23番地に新たなスペースをオープンしました。このロケーションは、デザイナーやテーラー、ファッション業界のプロたちの拠点となるべく完全予約制で公開しています。 

ミラノにあるこの空間は、プラトリヴェーロ地区にある長い歴史を誇る本社と共に、『ヴィターレ・バルべリス・カノニコ・ファブリック・アカデミー』というテキスタイル教育とプロやファッション通のためのイベントのセッションによるプロモーション企画の心臓部となります。また、同ショールームは、ヴィターレ・バルべリス・カノニコの新コレクションを発表するセンターとしての役目も果たし、イタリア国内外のテーラによるトランクショーの場としても利用可能となっています。

メンズファッションの首都を舞台に越境的にして豊かさを育むイベントを開催し、異業種でMade in Italyを担うサンプルたちをヴィターレ・バルべリス・カノニコと融合させるすることで、デザインの卓越性を語り、プロダクト文化を培い、さらに今回、初めてクライアントの皆様にはヴィターレ・バルべリス・カノニコのファブリックを直接購入して頂けるようになりました。

300平方メートルのスペースを利用するこのプロジェクトは、緯糸と経糸が交差してテキスタイルのデザインが生まれるように、縦の要素と横の要素が絡み合って生まれる構図を三次元で実現させようという考えの下に生み出されました。これがこの新空間の内部を構築する活動コンセプトです。
長く広々とし廊下はイタリアのクラシックな建築様式を思わせる柱とアーチが並び、ミラノ風の大きな入り口と併せて各展示室へのアクセントとを生み、最後に中庭に面した明るいラウンジに辿り着く。企業としての価値観は空間の壁に表現され、ファニチャーに用いられた温かみや優雅さを備えた素材のテイストと絡み合い、大理石、ビロード、銅や木材といった素材が歴史の重みやヴィターレ・バルべリス・カノニコならではのピュアなエレガンスを語ってくれるでしょう。正に、過去が現在に結びき未来に向かってウインクしているような、、、そう、ツイストのステップで。