Vitale Barberis Canonico

1663 ファブリック物語:『ピッティ・ウオモ92』現在・過去・未来の創造性と『Made in Italy』が出会う場所

  • フィレンツェ
  • 2017年 06月 16日

ウールメーカー ヴィターレ・バルべリス・カノニコが、由緒あるテキスタイルのアーカイブとスペシャルウールによるコレクション『21Micron』の2本立てのテーマを手に、ポルヴェリエラという魅力的なロケーションで行われるピッティ・イマジネ・ウオモに帰ってきました。展示エリアをいくつかに区切り、それぞれにテーマとコンセプトを持たせました。一歩ポルヴェリエレに足を踏み入れると、ヴィターレ・バルべリス・カノニコのアーカイブの魔力に憑りつかれるでしょう。スポットライトが古い歴史と重要な3つの見本帳を照らします。それぞれには、1846年から1857年、1930年代、そして1970年代と異なる時代の創造性が秘められています。そして同時にその3つがビジターと相互作用することで、歴史上特異なパーソナリティの姿を浮き上がらせます。それはゴードン₌レノックス卿ウィンザー公そしてジャンニ・アニェッリの3人です。

同時にこのエリアでは、モバイル機器を6台配置し、ビジターのために2500冊以上、25000種のテキスタイル・サンプルを網羅したヴィターレ・バルべリス・カノニコのデジタル・アーカイブにアクセスし、ファッションの創造性の源を探る旅を可能にしました。ビジターは、アーカイブでの旅を終えると今度は直接『エクスペリエンス』のエリアへ。こちらでは、弊社でも唯一のスペシャルウール『21Micron』コレクションのファブリックを、互いに強く連携した2つの異なる環境をとおして知って頂こうというコーナーです。まず一つ目のスペースの『デザイナー・コーナー』では、ヴィターレ・バルべリス・カノニコのテキスタイル・デザイナー自らの案内で、ビジターにファブリックに触れて頂き、その品質と特徴を知って頂く、いわば『ファブリック・テスティング』の場です。当時にビジターは、テキスタイル・サンプルで新しい組み合わせを作り、自分のドレス・コード作りを楽しんで頂くという趣向を用意しました。次の第2スペースでは、SNS(FacebookやInstagramなど)のプロフィールの画像を共有するいことによる、デジタル次元空間を設けました。Last but not least(最後に一つ)!期間中、常にポルヴェリエレ前にはV.B.Cバンド演奏が行われ、ヒストリカルなロック・ナンバーをピッティを訪れるビジターたちに楽しんで頂きました。

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