Vitale Barberis Canonico

2023、2024秋冬新コレクション

  • ミラノ
  • 2022年 07月 12日

ヴィターレ・バルべリス・カノニコは、『ミラノ・ウニカ』の機会に持続可能性そしてこれまで常に優先課題として目を向けてきた環境に対する尊重に再び焦点をあてます。今回は、ロンドンの王立植物園『キューガーデンズ』に漂うマジカルな雰囲気をブースに再現。『キューガーデンズ』はUNESCO世界遺産にも認定され、その敷地内に見られる植物たちは、比喩を用いれば、人と環境のバランスを保つのに有用な緑の肺と言えるでしょう。ヴィクトリア様式のテンペレートハウス、鉄骨とガラスで構成された独特の骨格、温室内の植物、それらに特殊効果が加わり、展示会場を訪れる人たちに、楽しく、マジカルなマルチセンソリアル体験を味わっていただけます。植物たちの間にヴィターレ・バルべリス・カノニコのファブリックを用いた服が見え隠れ。高貴なスタイルと自然との間には、見事な一貫性が保たれた展示となっています。
ヴィターレ・バルべリス・カノニコ2023、2024秋冬コレクションでは、卓越した様々なクオリティを披露すると同時に、環境への影響を軽減させることに注意を払いました。
純紡毛ウールによるフランネルの新ライン『H.O.P.E.』には、同社で廃棄処分となる運命にあった生地を再生繊維として全体の40%を使用し、リサイクル関連の『GRS認証』を得ています。必要に合わせて新たに手を加え、紡績にかけ、織り直すことによって再利用を可能にし、新たなファブリックとして命を吹き込みました。豊富な種類で用意された単色メランジュのフランネルは、エレガンスと高い意識に結びつけたスーツやジャケットとして理想的です。
サーモスタット性に防水や防風性同時に通気性で高パフォーマンスを発揮するアウターウェア用ファブリック。その製作に、ヴィターレ・バルべリス・カノニコはグローバル独立判断基準『RDS認証』をもつダックダウン素材の中綿と部分的バイオベース素材で高い遮断性を得た繊維DUPONT ™ SORONA®を融合したThindown® とのパートナーシップを更新しました。私たちの代表的な紡毛、梳毛両フランネルに防風性、防水性をもつ被膜に中綿を合わせ、提案しています。 
ヴィターレ・バルべリス・カノニコは、さらに、形式ばらず、同時に何においても偶然を許さない、そんなデコントラクテ(くつろぎ)スタイルの旗印として、裏地のないオーバーシャツ用生地のカプセルを用意しました。羽根のような軽量タイプから、どっしりとした重量感をもつ生地まで豊富なタイプをミクロ柄と単色で揃えています。

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