Vitale Barberis Canonico

VBCパーティース

  • ミラノ
  • 2024年 01月 29日

ヴィターレ・バルべリス・カノニコは、1月30日から2月1日までイタリアの優れたテキスタイルの展示会『ミラノウニカ』において、2025年春夏新作コレクションとして、フォーマルウェア用のラインナップをより充実させたカプセルコレクション『Wedding & Parties』を紹介します。

最も重要なイベントの場で袖をとおす服を生み出す際に求められるのは、単にスタイルや創造性だけではなく、素材の選択に大きな注意と丁寧な作業を要します。 

ヴィターレ・バルべリス・カノニコは360年以上の年月で培った知識と情熱を交差させ、ハイクラスのメンズウェアにおける基準点となる美しく耐久性を持った生地に命を吹き込んできました。

提案するフォーマルウェア用として開発されたファブリックたちは、クラシックなタイプに、気まぐれさやコンテンポラリー性をちょっぴり意識した解釈を加え、同時に当ウールメーカーの常なる原理ともいうべきスタイルと品質を欠いていません。

ヴィターレ・バルべリス・カノニコが提案する、クラシックなフォーマルフェア用生地は、デザイン性とより注意を引くコンテンポラリーな視覚効果を狙った新たなタイプで選択の幅を広げました。

KID MOHAIR JACQUARD NATURAL STRETCH (キッドモヘア・ジャガード・ナチュラル・ストレッチ)』には、典型的ウール・モヘアにナチュラル・ストレッチを組み合わせ、カシミア模様のジャガードバージョンと無地のカラーバリエーションの二つを用意。両タイプ共にグレー、ブルー、グリーン、ボルドーを含む後染めタイプとなっています。 
さらにラメ糸を使用し、幾何学的な織りが上品な光の反射による効果を生む『SAIA LAMÉ (サイア・ラメ)』は、軽量感を持たせ、カラーもブルー、グリーン、ボルドーにブラックでご用意しています。 
PERENNIAL JACQUARD(ペレンニアル・ジャガード)』は、ジャガード・カムフラージュや幾何学模様のデザインによる純毛のテキスタイルで、ダークカラーやクラシックなカラーを揃えています。

そしてウールとシルク混紡の『JACQUARD SETA(ジャガード・シルク)』もあり、ストレッチバージョンによる花模様や大理石調のデザインで、ブルー、グリーン、ボルドーのダークトーンや明るめなパステル(ピンク、ウォーターグリーン、スミレ色)のカラーを取り揃えています。
最後は『JACQUARD NATURAL STRETCH 』。純毛で、通常の左撚りの糸と右撚りの強撚糸を使用することで、ツヤあり-マットの効果を駆使し幾何学デザインを生み出しています。 グレーやブルーの色調あるいは明るい色調(ピンク、ウォーターグリーン、ラベンダー)を後染めで用意しています。

ブース全体のコンセプトは『VBCパーティース』。70年代のダンスフロアのテーマに『サタデーナイト・フィーバー』のイメージに作り上げたスペース内に誘い、『ヴィターレ・バルべリス・カノニコ2025年春夏新作コレクション』のファブリックによるスーツを身にまとった紙製の登場人物たちが、軽快で、社交的で、人の営みにおける特別なひと時を求める気持ちを語ってくれるでしょう。

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