Coccinella Bottega del Sarto

Coccinella Bottega del Sarto
天下の台所と呼ばれる大阪。コチネッラのアトリエを尋ねると、大阪の良さはフードだけではないと気が付かれることでしょう。
アトリエのフルネームはCoccinella Bottega del Sarto(テイラーのワークショップの意味)、初代の吉村氏が大阪の中心部にテーラーを持とうと思いたち、1956年に始まりました。
数十年のうちにビジネスは拡大し、このテーラーは何代にも受け継がれています。今は吉村氏の孫と結婚した中條敬(Takashi Chujo)氏によって経営されています。
「現在のスタイルはオリジナルとは全く違うものです」と彼は大阪で語っています。「ハウススタイルのインスピレーションはフローレンスからきたものです。フロレンティーンスタイルは構築的なミラノのスタイルと、柔らかなナポリのスタイルの中間です」。
ジャケットにフロントダーツはなく、肩は柔らかく、少し角度がついています。フロントは気持ちラウンドがかっていて、これはフロレンティーンスタイルの特徴でもある「カッタウェイ・スタイル」の印です。
ラーメン屋とビルの間に挟まれた大阪のアトリエではオリジナルなスタイルが作られています。そのスタイルは典型的なイタリアのラインと、日本ならではのディテールと正確さ、繊細さを合わせ持っています。
Coccinella Bottega del Sarto:でヴィターレ・バルべリス・カノニコのファブリックが見つけられます。