ファッションショーなどモードの華やかな世界からはほど遠い場所で、最も優れた質のウールを生産しようと専門知識を駆使し、仕事に情熱かける人たちの人生を、ヴィターレ・バルベリス・カノニコは誇りを持って紹介したいと思います。
『ウール物語』では、高い専門知識と努力で最高と信じる素材を生むオーストラリアの牧羊業者にスポットライトを当ることにしました。これは、最終的にお客様に手にして頂く商品のクオリティは、優れた素材の追求無くしてはあり得ないからです。
プロと呼ばれる人たちの多くは、自分自身の仕事に愛情を持ち、情熱を注ぎ、出来上がった製品に付加価値を生み出しています。それと同じように、ヴィターレ・バルベリス・カノニコのテキスタイルが誇るクオリティの舞台裏にも、そんな多くの人たちのストーリーが見え隠れしています。
中には、ヴィターレ・バルベリス・カノニコ社が求める高度な品質基準に従ったウール生産とその選別に自主的に取り組む羊毛生産者(牧羊業者)たちもいます。ヴィターレ・バルベリス・カノニコ社は、そんな彼らの功績を認めるべく『ウール・エクセレンス賞』を設けました。
さらに、この賞設立を発端にオーストラリアの牧羊業者と私たちの絆は、『ヴィターレ・バルベリス・カノニコ・ウール・エクセレンス・クラブ』の設立へと発展するまでになりました。
この団体を設立した目的は、ヴィターレ・バルベリス・カノニコ社との密接な協力体制の下で彼らを一つにし、同時に、それぞれの牧羊業者と当社の直接的な関係を築き、個人的でより永続的な関係を保つことで、彼らが生産するウールのクオリティに報いていくことにあります。このクラブの基本をなす4つの柱は、クオリティ、教育、ロイヤルティーそしてサステナビリティです。